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「スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー 世紀末の昏き残照」@東京ステーションギャラリー4/18 (土)に開幕しています📣✨

  • 3 日前
  • 読了時間: 5分

すでに4/18 (土)に開幕しています📣✨

@東京ステーションギャラリー

🇨🇭スイスのヴァルザー兄弟👬をご存知ですか?

「スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー 世紀末の昏き残照」https://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202604_karl.html

6月21日(日)まで。

この画家の作品に対面して、今、その正体を深掘り中です👀

ご覧になったらすぐお分かりになると思うけれど、本当にカメレオンのような画家で、分離派だなんて一口に分類できない😣、だからこそ埋もれていた…そんな異色の画家🧑‍🎨。とてもすぐに捉えられないので先日、1908年ヴァルザーの日本滞在で最も濃厚な天橋立の宮津まで行って参りました🚃


私からも、この知られずに眠っていたスイスの画家の展覧会、ぜひ皆さんにも足を運んで頂きたいので部分的に書きますね🫶✨


ちょっとヴァルザーさん、目の付け所が…尋常ではないところがあります。


今回のカール・ヴァルザー(弟は小説家・詩人のローベルト・ヴァルザー)ですが、企画者はなんと🇨🇭ベルンのクレー・センターの奥田修さん!クレーのベルンにほど近いビール出身でクレーともほぼ時代が被っているのに接点はありません。しかし長年クレー研究に身を捧げてこられた奥田さんが12.3年前にカール・ヴァルザーを初めて観て魅せられ、長い年月温められようやく東京のど真ん中で開催が実現したわけです!!🥹✨


(もうヴァルザー研究に転身するぞ💨という勢いで最近クレーやブーレーズの資料を惜しみなく預けてくださりありがたい限りですが、かといって、されど奥田修さんにはまだまだクレー研究も頑張って頂きたいです😂🔥)


この1.2月にZPKを訪問した際も、ヴァルザーのことで、本共同企画者である柿沼万里江先生も話は持ちきりでした💭


実はこの画家カール・ヴァルザーの弟である小説家・詩人のローベルト・ヴァルザー協会の本部もベルンの中心にあり訪れました。私はR.ヴァルザーの作品を少ししか読んだことがないけれど、とても悲しくて暗い…クレーの小さなサイズと合わせてこのR.ヴァルザーの詩がセットになった詩集が柿沼先生によって以前出版されましたが、

こうしてみると、クレーの悲しみの淵にユーモアが覗くことがすごく強調されるようで、新しい発見にもなる本でした📖でも、今回スイス大使館でもR.ヴァルザーの詩の朗読を聴いて、またカール・ヴァルザーのようにただの寂しさだけでない不思議な“内省的なモード”、これもちょっと新しいように感じてきたのです。少なからず、R.ヴァルザーにはファンが多い🤔

「素朴さ」はスイス的なる根底にあるキーワード。

そんな弟ヴァルザーとも行動を共にしていた画家兄カール・ヴァルザーのことも見てみるとまた見えてくるものも👀


この画家の掘り起こし、宮津の濃厚な滞在記である『さっさ よ やっさ 日本の踊り』(1911)を巡る実地調査、スイス↔️日本の橋渡し、キュレーター熱って実現に向けてものすごい地下でのエネルギーが必要でこんなすごい感動のドラマがあるんだって、今回初めて現場感覚で肌で感じさせていただいています🥹


開催前日の内覧会およびスイス大使館でのレセプションにありがたくも参加させていただいて美術界の情熱と文化交流の場で、スイス文化🇨🇭をよりよく知ることができ、それも本当に有意義な体験でした🗣️💭こちらもスイスを知ろうとしているし、あちらも日本を知りたがっている、色々変わりすぎるこの東京に驚かれている…😂


そうした文化交流の最中にあって、先日は思い切って、ヴァルザーが小説家のケルーマンと共に滞在し、1908年に数ヶ月滞在した京都・宮津の地へ。天橋立の宮津です!


宮津という土地と連携した地元の人々と、奥田修さんがレジデンス・アーティストとして招かれた3人


写真家:ドミニク・ウルドリさん

詩人:アルミン・ゼンサーさん

小説家:クリスティーネ・プファマッターさん


との文化交流イベントに参加してきました。

しかも旧三上家住宅にて、着物をお召しになられる方が多く、なんだかとてもよい現場に居合わせました☺️✨こういう街あげての地元の方々との交流イベント!率直ですごく良いです!!


ヴァルザーが3人の芸妓を描いた作品グループが、小説家ケラーマンの執筆した重要な著作『さっさよ やっさ 日本の踊り』に掲載されていますが、ここでのお話がもっとも肝になります。


今現在の宮津は、120年前にカール・ヴァルザーたちが魅せられた1000人以上も収容される「万年座」が「万年ハイツ」になっていたり🤭お茶屋さん、遊郭、茶屋町通り、といった風情はもうないものの、ところどころでその痕跡を残すポイントを地元の皆さんとスイスの芸術家の皆さんと練り歩きました🐾宮津湾に面した船着場として、文化の結節点の役割を果たした宮津。かなり栄えていたのですね!


写真家のドミニクさんは、宮津の地元の皆さんが「私らからしたら何の変哲もない場所にしか見えないよ」という通りを興味深く収めた写真をみんなに披露します。


城下町ができる江戸時代の街並みと、昭和以降の建物が混在する、日本の地方にもよくあるカオスの風景…ここにスイスの写真家は魅せられるのですね🎞️


さてこれも、カール・ヴァルザーの作品群のほんの一部のお話です。どうぞ、東京ステーションギャラリーで生の体験を!

7/4〜9/27は、大阪中之島美術館にて😉✨

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