top of page
  • yumiko segawa

10/5(木)朝日新聞夕刊にて本公演についてのインタビュー記事掲載☆



昨日10/5(木)朝日「新聞」夕刊の「旧聞」です!全文読んで頂きたくて…責任を持って全文掲載しますね🙋‍♀️

こちら信じられないけれど、写真はせがわさんです。2公演のうち【その1】10/14公演@トッパンホールもあと1週間です!


多くの方に興味を持って頂くことはなかなか難しい公演内容ですが、吉田純子さんは、この企画の想起の段階、胎動期、「今」、そしてその後を見据えた、蠢く細胞の動きを言葉にしてくださいました。泣

私の「中」では1年前からの注目公演です😊✨是非、お越しくださいませ。


今回は自ら感じていること「すべて」を注ぎ込みたいと思っていました。こうして私のこの2公演プロジェクトへの熱い想いを受け取ってくださり、丁々発止の活発な広がりのある議論を展開してくださったのは、凄腕朝日新聞記者の吉田純子さんです!

前回の3年前のブーレーズソナタ全曲✖️Beethovenのsegawayリサイタルに昨年の「B→C」を見守ってくださった吉田さんにこうして取り上げて頂けましたことに心から感謝しています🍀

頭キレキレでカッコ良い女性記者の前で、一生懸命お話しました🥹その内容をギュギュッとこちらに集約していただきました!


「場」というのは、実は「いつも」切り離せないとても大事なことで、この少人数の議論が繰り広げられたのも、吉田純子さんが指定された早稲田の『室伏鴻アーカイブカフェSHY』だったから✨

ここは早稲田正門からほど近い、並木の早稲田通りを少し歩いたところにあるガラス張りのとっておきの空間。

ご存知の通り、2015年に舞踏家:室伏鴻さんは急逝されました。

支配人は、生前、室伏鴻さんのマネージャーを務められていらした渡辺喜美子さん。色々お話を聞くにつれ、この方もとんでもないエネルギーに満ちた素敵な方でした。だからインタビューも心地よく楽しいものになりました☺️

今、カフェは閉じられているけれど、読書家だった室伏鴻さんの遺品である本がズラり!その本の背表紙は室伏さんの手書きだったりする。哲学者が多い…


---コトバがコトバの死について語ること…

『室伏鴻集成』より


だから室伏さんの死後は、メモ書きから沢山のこのダンサーによる言葉の断片で溢れていたものを編集し、一冊の著作『室伏鴻集成』河出書房新社にまとめられたのも渡辺喜美子さん。


ここは、室伏鴻さんのアーカイブ資料が揃った、「開かれたアーカイブ空間」なのです🥹

ここで、哲学者の宇野邦一さん(ドゥルーズの翻訳で有名)の講演会なども時々開催される。まさに、思索の往来する現場です🌫️


そうした場だったので、懐かしくも、かの田中泯さんとの共演の話が出たのも自然な流れでした。


後からもう人かた。

私は2010年に国立音大の『聴き伝わるもの、聴き伝えるもの』公演で、フェルドマンの「why patterns?」のためにご登場くださった舞踏家の田中泯さんとこの共演で出会い…現代音楽(広く現代芸術)体験が始まったわけですが、その時にさんの拠点、中野のplan-Bで出会ったのが舞踊評論家の石井達朗先生。

ということで、このカフェもよくご存知の石井先生もあとから合流し、更にお話は展開されました✨


こうしたサロンが今、非常に数少なく、そしてひとつづつ姿を消そうとしていることが悲しい世の中です。今、私はBuncademyやJMLのことも想っています。


「segaway-project」という場もまた、私にとって「夢」の実現の場。こうした「場」を、10年目にして今回2回に渡って持てますこと、心から感謝の気持ちを噛み締めて臨みます✨

bottom of page