33年来、最大の人体実験、無事に一命を取り留めることができました🤕
8回目のリサイタル@トッパンホール
---Boulez : ソナタ全3曲 ✖️ Beethoven : バガテルop.126---
この状況下に、お越しいただきました聴き手の皆様、そして幼なじみ最強スタッフ:さっぺ、さゆ、つーじ、しもちゃん、知春、バンビをはじめとするサポートスタッフの皆様の犠牲、ご迷惑の上に、謂わば強引に自分史上最大の挑戦をさせていただけましたこと、心から御礼申し上げます!!
実は、前日の晩に長年お世話になっている録音・録画のエンジニアの方が、まさかの緊急入院(コロナではなく)で、急遽当日のご来場予定の作曲家の北爪裕道さんに引き受けていただき、それから約14時間後に現地に仕込みで入っていただき、奇跡的にピンチを救ってくださいました😭
そんな舞台裏もありつつ、とにかく情熱と心と技術を兼ね備えた調律師:大橋宏文さま、カメラマン担当のトーンフォレストレコード社長の寺師寛紘さまなどのスタッフの皆さまのお力添えで、無事にコロナ禍大作戦を終えられましたことを、何度でも、感謝申し上げます!!🙇✨
演奏実感としまして、
ソナタ第1番から、ソナタ第3番へ移るにつれて、演奏行為が馴染んでくるものありけり。
実際、
ソナタ第1番に一番手こずり、
ソナタ第2番が一番難しく、
ソナタ第3番が、一番弾きやすかった…
もう音符の玉は、どんどんソナタが進んでいくにしたがい環境音として空気中ともバイブレーションしていました。
視覚的にも聴覚的にも、触覚的にも。
音符の玉が、ありつつ、その前後の関係性もこなれていく…。
ブーレーズの足跡と、涙ぐましい努力の結晶が、ソナタ第3番のコンステラシオンへと、布置される。
この感覚を、ソナタ第1番にも、と懸命に最後までもがいたが、なかなかこのたび至らず。。
今後の改善の余地なのか、昨日はひとつの現象なのか、、、しかし「結論」という愚かな終着点には落ち着きたくないので、しばらくこのままにしておきますが、
このプログラムは、やはり心身ともに限界ラインであること、このたび、思い知りました。
暗譜をしたことも起因するのかもしれませんが、ここは、リスクを犯しても理想の演奏行為のために暗譜で挑む道を選びました。。。前回は、ipad、Bluetoothペダルのまさかの直前ショートを経験。そのときは代用Bluetoothペダルで乗り切ったものの、ここは「機械の故障」よりも「人間力の至らなさ」の方に掛けるべきと誓ったもの。
体力にもある程度自信はあったものの、
通し稽古1回の熱量は、日に日にハイリスク、ハイダメージを伴いもするものに😹
しかも練習とは、皮肉なもので直前になってアイデアやら余計に沸いてきて、余計に楽しく!?熱中できるもの…。
そして、前日に"人間ショート"を起こしました。
なんとも、スタミナ切れの狂った機械のような最後の1週間😂
「レッド・ミラージュ」が見えた・・・
レッドも、ミラージュも、人によって感じ方によって変わるもの。笑
アメリカの話が、私にも同時多発💀🙈💨
忘れ得ない、
最高の1週間・・・
この経験は本当に貴重なものとなりました。
何でしょう。
神様、見えない、この不可思議な不確定なsomethingに、感謝。
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