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yumiko segawa

迎春🎍今日1/5はブーレーズの命日




迎春🎍皆様のご健康を祈願しつつ極寒のお見舞い申し上げます🌱


今日1/5がブーレーズの命日。来年は早くも没後10年になりますが今年は生誕100年になるのですね。1/5生まれのポリーニも、何だか皆居なくなってしまった感も。

また私としては、ブーレーズの生涯全体でも種子となった『ノタシオン』が生まれた1945年から80年といった方が実感が湧くような気がします✨

もう1人、今年80周年をお迎えされる作曲家の、約58年間長らく日本近代音楽館で眠り続けていた大作の譜面をお預かりしています。


来年の最後の方から…

2025年12月6日(土)トッパンホールにて公演を予定しています。


2025の大きな見通しですが、そこに至るまで様々な、大切な10年越しの「再演」を含めた公演等に、ひとつずつ心を尽くし時間をかけて歩んで参りたく🥹✨その都度お知らせします✉️

1年かけてじっくりブーレーズの全体、否定されていること、見過ごされてきたこと、昨年🇨🇭バーゼルのパウル・ザッハー財団図書館で目にしてきた自筆譜のことも含め、できる限り取り組み、最終的に新たに“音響”としてお届けできるように精進したいです。


---ブーレーズはなぜこんなに避けられているのだろう?🤔


昨年末には、門天公演を通じてJohn CageやFeldmanにおけるPellegrini氏の真摯なアプローチの方法から良い影響を受けることができました🙌 Pellegrini氏は勿論Boulezに全く興味のなかったのですが、「営為」は違うものの、彼方で大宇宙は、希求している🪐

これまで全ピアノソナタが面白すぎて抜け出せませんでしたが、後期の発表されたピアノ曲にも取り組みます。それでも…未完のソナタ3番の存在が中心に📝後期は、明らかに風向きが変わったことと変わらないものについて。


今年はコロナ禍に叶わなかった日本でのパウル・クレー展も開催されます✨同じく昨年来訪した🇨🇭ベルンのパウル・クレーセンターの学術研究が基盤の展覧会ですが、私も心から楽しみにしています♡


また、🇨🇭のプラットフォームのためにブーレーズとクレーに関する論考を執筆中です。クレーの言葉はドイツ語、ブーレーズの言葉はフランス語ですが、自力で英語に翻訳する苦労を味わいつつ、明確な日本語を意識するトレーニングにもなっています。自らのこれまでのクレー・リサイタル経験から得たエキスを元に元来“不可能”と思われる音楽-造形理論同士を“とある方法で”、コラボレーションしています。発行は初夏前と思われますが、その頃お知らせします✨是非読んでいただけましたら幸いです。

リサイタル冊子では曲目解説の枠を超えようとトライしてきましたが、こうしてクレーの“構造化”の過程、造形理論とブーレーズの“構造“論とを往復しつつ、がっつり語る機会を頂けたことに、やり甲斐を感じています。内容の詳細は、またの機会に。やればやるほど土台の甘さを認識させられます。


もちろん、音でも。



1枚目の写真は、2つのカキ♡

・恒例の牡蠣のお雑煮🦪

・市田柿と「エルサルバドル(SHG)のブルボン種中煎りの豆ので中挽き、適温は若干低め」と☕️

→こちらは作曲家:福士則夫先生から教えて頂いた素敵な組み合わせ🥰

皆様もぜひ🫶



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