『J.S.バッハ↔︎20世紀音楽~音楽とパウル・クレーの造形思考をめぐって〜』
- yumiko segawa
- 5月30日
- 読了時間: 2分
西洋音楽史講座というには少し“ズレ”のある内容になるかと思いますが😇
『J.S.バッハ↔︎20世紀音楽~音楽とパウル・クレーの造形思考をめぐって〜』と題した
レクチャーコンサートを小金井カルチャーさんでさせて頂きます。
これまでパウル・クレーについては折に触れてお話させて頂く機会はございましたが、この度も音楽する立場として“演奏”に焦点を当てて、楽譜が成立していく過程を遡る“生成”についてのお話ができたらと思っています。ちょうど6/7より、愛知、兵庫を経て静岡市美術館でクレー展が開催される内容にもそれなりに共鳴した構成にしてみました。展覧会のタイトルが「Solitary & Solidary (孤独と連帯)」ですので、あらゆる20世紀のイズム、バウハウス、第一次大戦etc.中でのクレーが語られている訳ですが、そこでのクレーの“ズレ”こそ見るべきものなのではないかと👀
そして、今回は昨年私が🇨🇭クレー・センターにて見てきたクレーの一次資料も含めた話も盛り込みつつ、ゲーテが嘆いた絵画に欠如していた“オルゲンプンクト”を、20世紀にクレー(たち)がどのように探し求めていったのか、その辺りも皆さんと一緒に感じることができるような道筋で、“生きた”造形思考のお話を音でもって展開できたらなと🥹✨
アップライトピアノでガチで演奏します😊どうなることでしょう。
プログラムはバッハ:ゴルトベルク変奏曲、モーツァルト:ロンド、ストラヴィンスキー:タンゴにブーレーズ:コンステラシオンなど。詳細はイベントページにて📄
今日はこの作曲家の津田宗明さんが講師を務めた講座#2を、コミュニティの皆さん、作曲家、ライターさんなどとご一緒に参加さ
せて頂きました🗣️素晴らしい資料に、参考文献の表も音源も、津田さんの探究心が詰まった面白いお話でした📚音楽家だけでなく、出自の違う方々が集うこういった場も良いなと思った次第です。クレーもバウハウスの芸術家たちも決して内輪だけではないあるコミュニティへの「呼びかけ」の言葉を持っていたことも心に置きつつ。
機会をいただきました津田さん、ご予約くださった方々、心より感謝申し上げます。お席、あともう数席ありそうです。ご興味お時間ある方は是非😊
Comentarios