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yumiko segawa

3/15「B→C」 解体図譜 ★その1★       3×(B→P)In (B→B)


3/15「B→C」 解体図譜★その1★

3×(B→P)In(B→B)


シンプルながら、よくよく考えてみると非常に奇妙にも見えてくる「B→C」🤔


「B→C」って一体…??


この3文字ロゴスの中で、どれだけギュギュっと世界を語り尽くせるかの挑戦✨


いよいよ明日11/12チケット一般発売日です!!

東京オペラシティ

RECITAL SERIES「B→C」

バッハからコンテンポラリーの物語、

24年目240話を担当させていただきます🙋✨

2022年3月15日(火) 19:00開演🔔


実はこの構想の種子は2年前の年末に生まれ、コロナ渦では幾度のプレゼンを通して温めていた、私にとっては秘蔵っ子プロジェクトのよう。

今は、なにか、大切な人の封印の書物をそっと開くような厳かな、不思議な気持ちです。。


リサイタルは、儀式という名の体験型イリュージョン✨


イマジナリー(直観力)なものと、ロジカルなもの、ぜーんぶ!!🤸まさに、湯浅譲二先生の「プロジェクション・トポロジク」が叶う場を求めて。


さて瀬川の「B→C」、その心は…


3×(B→P) In (B→B) ✨


「B」、「→」、「C」、「P」、「In」

このワードを1つずつ明らかにしていくと見えてきそうです🙋


言葉で紡ぐと共時的なことを一気に言い表せないのでこの「式」は、ある意味、助け船⛵


開封・解題は、『解体図譜』として徐々に明らかにしていきたいと思いますヽ(・∀・)ノ


今日はあくまで大雑把な全体像までですが楽器の紹介はしなくては。


あくまでこの度は、「ピアノ1台」で語るピアノソロ「B→C」リサイタルですが、舞台上には2台🎹🎹

エクステンデッド・ピアノとアコースティック・ピアノの2種で紡いで参ります!


---エクステンデッド・ピアノとは??👀


この技術のコンセプトは、私にとっても非常に魅力的で、納得のいくものでした。

作曲家でありエンジニアとしても豊かなアイデア・技量をお持ちの北爪裕道さんが抱懐していた技術②です☆

技術①の自動打楽器は5月の悪原至さんB→Cでもご覧のとおり。今回も登場するかなしないかな?

今回、北爪さんがこの楽器制作も設営も担当されます。


ぜひ、バッハのように働いていただきましょう!!このエクステンデッド・ピアノが、今後あまりにもバッハにアプローチすることになります💡


詳細は、また徐々に。


エレクトロニクスは、ピアノの中に IN★

既に私たち皆、Bach→Bachの大きな世界のなかにIN★

programは…


・J.S.バッハ/ 北爪裕道編:カンタータBWV20「おお永遠、雷の声よ」より冒頭合唱曲


・シューマン:「天使の主題」による変奏曲WoO24変ホ長調


・ブーレーズ:ソナタ第3番~コンステラシオン


・北爪裕道:委嘱作品-世界初演


*

・バルトーク:ミクロコスモスからNo.148~153番「6つのブルガリア舞曲」


・湯浅譲二:プロジェクション・トポロジク


・J.S.バッハ:フランス風序曲 ロ短調 BWV831


・・・

「B→C」、

一体何が奇妙なのかと言えば、もはや「B」と「C」は不釣り合いであること…(><)


「限定的特定の人物J.S.Bach」に対して、

「非限定的な群用語 Contemporary」。


誰も、Mr.Contemporaryさんの曲は聴いたことがない🙈…全国の月極駐車場のオーナーMr.月極さんに誰も出会えないように。。

明日は今日になり、毎日今日。その時がContemporaryとも。ここでは1970年以降の作品群を指すのだけれど、この先、この語の有効性は如何に…?


この趣旨から言えば、「B」の一点から「C」の群へ流れ出ていくような流出論のようです。


---だってBachは神様ですもの。


でも、これまでほとんど時系列的に「B→C」を組み立てた演奏家の方はいらっしゃらないわけで、「B⇔C」や「B←C」もあり得た。


その時点で「→」は1つの比喩であったことがわかります🤔

でも、それだけ柔軟な「→」を持つからこそ、B(点)→C(群)というのが具合が悪い。

バッハがそんなに神様であるなら、「B」にはもっと「バッハ様」であること以上に働いていただきたい!


そう、「神」は三位一体の1つの位格。

神-子-聖霊。「聖霊-Geist-」となって働いていただかないと、プログラム全体では、バッハの魂は稼動しません✨


そこで、


「B」のBachは、もう作品、作曲家、として点でみる「B」ではなく、Bachの仕事の仕方そのものをダイナミックに「→」と「B」の文字自体に反映してみようというのが今回の解体の試みです。


要するに、「Bach-ing」。


もはや、ここではバッハは名詞ではありません。「バッハをする」という、動詞として、このプログラム上でバッハ様に働いていただきます😊


J.S.Bach=永遠の現在形


という本コンサートの副題の意味の入り口まではとりあえず、少したどり着けたかな。


あと4ヶ月、何度でも半返し🎗️✨

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