オランダ 2分の2
Piet-jan and Naomi's house, Zeeland , Domburg ,Den Haag
オランダの絵画は2/3は空。
地よりも空の面が広い理由がわかりました。
丘すらない、どこまでもフラットな地形🌳
そして夜、デン・ハーグ滞在の最後の楽しい晩を彩ってくれた、ピエちゃんand尚美さんのご夫妻と、阿部加奈子先生との素晴らしい🇳🇱創作コースディナー。こんな偶然の巡り合わせをさっとご招待アレンジしてくださった、多忙な中の尚美さんの凄技サプライズに、感謝です🥲
実はここでのハイライトは、加奈子さんの🍷テイスティングの真剣な表情と味覚の鋭さについて、かもしれません😎
とにもかくも、超個性派の、オランダ人シェフによる創作コースディナー🍽️の酸味と甘味と、カリカリとソフトな食感、キムチや抹茶も入るテイストには視覚にも味覚にも楽しく美味しい発見の数々でした。キーワードは、酸味✨
挑戦の国際デン・ハーグコース
さて、お天気が回復したディナーの月曜日日中は100%の雨の日☂️
いえ、強風、大嵐の日でした😇
オランダ南部を良く知る日となりました。
まずは、先月亡くなったジィープちゃん🐈のお墓参りのための黄色いバラを持って、ドルトレヒト方面へ。ピエちゃんご夫妻のお宅にこんにちは🏠
早速ピエちゃんは「ユミコ、ここに座るんだ」と徐に大きなスコアを持って音源をかける、、
なんと、1997年の夏田昌和先生の『Megalithic Waves』ではないですか!
このオランダの地にきて、Natsuda作品です🕺✨
とても厳しいジグザグ音型で、何度もパウゼが挟まり、ピアノとtrb.の激しい合いの手がまたかっこいい。最後はppで、お能のようなウッドブロックで。
治行さんのスコアもさっと出てきました!
ピエちゃんは本当に日本の作曲家のお友達が心から好きなのがすごく伝わってきました🥰
そう、オランダのガウデアダムス音楽祭でノミネートされたお二人は作品を讃えあってスコアを交換したとのこと🎵鈴木治行さんともそこで。
もちろん私がピエちゃんに尚美さんに出会えたのは夏田先生や治行さんのお陰様です。
その後、ピエちゃんのコラージュ作品の音源を聴かせてくれて…
その中にはもちろん、デルフトの鐘の音🔔
それから南部ホランド州、ドライブでどこに行くでしょう🚗
尚美さんは20年以上もアムステルダムに在住の国際sax/笙奏者。鼻歌を歌うピエちゃんの後ろから、北部のフロ-ニンゲン州ではガスの採掘で地盤沈下が起きていることや、アムステルダムの地下鉄工事が地盤沈下を起こしたこと😓など、
何かとアーティフィシャルなオランダ国内の土地や様々な問題を的確にたくさん教えてくださいました。
(と、私の記憶が明確でないところが色々あるので、また調べてみよう👓)
これは湖?海?
常にどちらでもありどちらとも言えないグレーなエリア。
前は海だったけど、治水工事、ダム建設で閉じ込められた一帯は湖に。
そう、ここはZeeland地方。
途中下車の素敵な街Domburg ドンブルクは、
モンドリアンをはじめ、多くの芸術家が集まるコロニーで、ここでの教会の塔はモンドリアンのキュビズム時代の作品にあるもの。ちょっと幾何学的なあの楕円形の中の模様は、ずっと不思議だったけれど、どうやらこの塔の形の抽象的な模様らしい。こうしてあの抽象なっていく。
でも、まだ皆と話していて疑わしいのはDomburgより手前にも似たような塔のある街があってそこの塔の方がモンドリアンの絵に近い塔だったこと😅
そしてその先、ピエちゃんドライブでのZeelandの突端で嵐🌀に巻き込まれながらも、北海の近くまで勇気を持って歩いて見に行きました!
そこでランチ😉そこでようやくサクサクオランダコロッケ!✨
途中下車は、Veereという、一度は廃れたけれど最近また注目されてきたという美しい港町。
このzeeland地方でのダム建設ではピエちゃんの技術者のお兄さんが関わっていたとのこと。
artificial人工的
であることに、逞しさと誇りを感じたオランダ人精神に触れて、フェルメールたちのオランダ絵画から音楽への敬意もこれまでと違うものになりそうです。
質実剛健。なんでも家具だって作ろうという精神に、「生活」を描くレンブラント、ゴッホ、フェルメール…の作品の世界と技術を思うのでした。
とにかく長旅ドライブ🛣️まる1日、素敵な1日に心からありがとう😊✨
オランダ&
ピエちゃん、尚美さん、加奈子先生!
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