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yumiko segawa

「接続」・「一転」ドイツ圏の旅⑥ Annecy, Rivaz, Lac Léman



スイス 3 Annecy, Rivaz, Lac Léman


ダウンとキャミソールの方が同時にいらっしゃいます🇳🇱Zeelandで経験した嵐🌀は特に10度以下の冷え込みでしたから、この日の快晴は心も身体も夏日に!ようやく半袖!


ちょっと🇨🇭をはみ出しながら、🇫🇷にも一歩踏み入れました。ヨーロッパで最高の透明度を誇るアヌシー湖。こんな美しいエメラルドグリーンの水を見たのはもちろん初めてです…😳✨


もはや同じSBBの中で一気に🇩🇪語がいなくなり、ローザンヌから🇫🇷ボンジュールが始まりました!

スイスって狭いのに、すごく幅が広い国!

本当はもっと南へ、東に向かう🇮🇹にほど近いセガンティーニのサン・モリッツにも1日行ってみようと思っていた(セガンティーニ「生成」「存在」「消滅」のアルプス3部作のあるSegantini美術館はこの時期だけopen)けれど、結局ベルンやパウル・ザッハー図書館の長居のために今回はそちらは諦め、最後は🇮🇹に近くなるツェルマットに行くことになります。


アヌシー湖

今はアヌシーフェスティバル開催中のようで、とにかく水上ボートなどバカンスモードたっぷりで、またビッグチェンジでした✨

ルソーが16歳〜27歳の期間過ごし、あの愛人と出会った場所で有名なところですが、静けさは今は感じられませんでした。対岸までゆっくりする時間を持てなかったがいけなかったかと。

まずは私の中では「セザンヌのアヌシー湖」を思ってやってきました🖼️


今回、

「フェルメール:デルフトの眺望」

「クレー:ニーゼン山」

「セザンヌ:アヌシー湖」


の現実と作品を確かめる良い機会でしたが、その作品のビューポイントの特定も頑張ろうと思ったけれどそこは明確にならずアバウトなままに😶‍🌫️…アヌシー湖の対岸の城は…どこ??

はぁ、画家の“理想”に浸りました…

作品内では随分対岸が近景に見えるけれど、どちらにせよ実際は結構遠景であることはわかります。


全ては目の前の紛れもない「現実」なしに何も始まらない訳で、ピエちゃんのデルフトのoude kerkの鐘の音🔔もしかり、クレーのアーレ川、ベルンの風景しかり…


結局私はここでアヌシー城を見つけることもできず、アヌシー城と思って見ていた塔は全く違うものだと気づき、いい加減なことはいい加減なままに、ただただ美しいエメラルド透明なアヌシー湖に反射するキラキラ太陽光と向こうにフランス・アルプス、開放的なフランスの皆さんを眺めながら楽しみました✨

そして世界遺産ラヴォー地区のぶどう畑へ。


それにしてもSBBからもレマン湖ほとりを走ってきましたが、レマン湖、本当に壮大で美しい…私が初めてレッスンを受けた欧州の先生はレマン湖ゆかりの今は亡き高貴なマックス・エッガー先生だったことも思い出しつつ🥲


🇨🇭に戻りつつも完全なるフランス語エリアで、ザ・フランスのローザンヌとモントルーの間の丘陵上のラヴォー地区へ。ワインが美味しいレマン湖のほとりのぶどう畑をひたすら、丘の上のChexbres Villageから湖のほとりのRiva駅まで降りてくるコースを歩きました🐾

ここを生きている間に歩けたことを感謝しながら、光を浴びて噛み締めながらのお散歩✨

このラヴォー地区は太陽の光、レマン湖の反射、石垣や土壌からの熱反射の3つの光によって素晴らしいワインが育つ🍷とのことです!

向こう側に見えるのがスイスとフランス国境のジュラ山脈。


丘の上からストレートラインで降りてくることなく、わざわざ大きく贅沢に蛇行しながら、「そうそう先を焦ることはない、人生回り道・蛇行こそが醍醐味よ」とぶどうの木々🍇や太陽の光さんからが教えてくれるようでした🌞


顔を真っ赤にしながら、良い笑顔で働く数人の農家の方々にボンジュールをしながら、美味しいワインを届けてくれてありがとう!と感謝しながら歩きました🥰

しかし98%国内向けの秘蔵っ子スイスワイン🇨🇭


点在するワイナリー、屋根が素敵な邸宅に、角を曲がる時に見かけるラヴォーのワインを知るための看板があります。今はほとんどいませんでしたが夏にはもっと観光客で賑わうことでしょう✨


今後、ラヴォー地区のワインをいただくときは、何とも言えない気持ちになります。


そして、ラヴォー地区の最高のワインの試飲をしなかった理由は色々あります…旅はうまくいかないことが必ずあります。

最後のジュネーブで出会えますように🍀


でも、🍷を美味しくする3つの光を存分に浴びました☀️熟成するべきは…自分です🙇‍♀️


こうしてフランス圏からまたベルンに戻ると何ともフランスのベルンに帰る錯覚に陥ります。このクマさんの街では、フランス語は滅多に聞かれないので。🇨🇭内での移動は不思議な感覚を味わいます☺️


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